もも日誌

SixTONES担3年生

「すずめの戸締まり」ネタバレ感想

なかなかパソコンが開くの遅かったりなんだりしているうちにもう年末ですって。

慎ちゃんの誕生日に記事をあげなかったことにきょもの誕生日に気づきました。

ケーキは食べて、盛大に祝いました。

 

「すずめの戸締まり」公開から1か月経ちましたね。

舞台挨拶系は安定の落選、北海道の舞台挨拶は行きたかったけれど仕事だったのと、北海道12/1に雪降りまして、とてもじゃないけど札幌まで行けない(電車乗りたくない)ということで断念。

4回観まして、2回目は北海道唯一のIMAX(この時はまだ余裕で札幌に行けた)、3回目は舞台挨拶中継、4回目は新海誠本2配布日の土曜日。

初日の朝は平日だったから、土曜日の配布初日の方が田舎の映画館混んでた。

これ、震災経験してる方はちょっと覚悟して見た方がいいのかなぁ。って、注意は公式さんからも出てますけど、私も思いました。

それは、のちにも書きます。

ネタバレなしに感想書くとしたら、やっぱり一日一日は大事。

ジェシーも毎日ブログで書いてくれるけどさ。

あと松村北斗・・・・声が良すぎ。

あと、私、この声が好きすぎて、「その声でそれ言われたらもうダメ」って毎回泣いちゃう。

君の名は。」も「天気の子」も見たけど、TV放送でなんで、やっぱり北斗くんが声優をやってなかったらTV放送まで見なかったかなぁ。って思ったら、やっぱりすごいね。

 

と、まぁここまで年末、確か、ミュージックソン前に書いてました。

26日に5回目を観に行って。

そのあと、めちゃくちゃ大事な人、私にとってのもう一人のママとの急すぎるお別れがありまして、ジャニーズカウントダウンも当選してたし、なんだかめちゃくちゃ悲しいことと、楽しいことと、悲しいことと繰り返しているうちに本日は1/13です。

基本ポジティブなんだけど、申し訳ないけどそんな気になれなくて、でもありがたいくらいいいことはたくさんあって、でも申し訳ないけど全力で喜べなくて。

そんな日々を過ごしてます。

なので、実はすずめの感想で思うことがあったのですが、そこはより強く思いました。ってことで追記しながら。

 

12/31、ジャニーズカウントダウン参戦の前に聖地巡礼御茶ノ水駅、立ち寄ってきました。

多くはないけど、同志がおられまして、私はさすがに電車が来るのは待ちきれず(お腹痛かったもんでこの後、薬局に行った)。

すずめも、すずめの椅子も、ダイジンも、芹澤も、環さんもいなかったけれど「うわぁ~!!」ってなりました。

 

 

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ということでこの下はネタバレ感想書きます。

あくまで個人の感想です。

 

金ローで冒頭12分は見せすぎ、って思ったけど、本編全部見ると、あんなに見せても大丈夫だね。

もとはといえば、すずめが扉開け閉めして、要石(ダイジン)を抜いたからで、「うちの子になる?」って声かけたから草太が椅子になってしまうわけなので・・・・めっちゃ君のせいじゃん!ってなっちゃうのは、こっちが完全に草太目線で見るからなんですけど。

それも最後の展開を見れば、起こるべくして起きたってことなんだろうけど。

しかし、東京の要石は一個じゃもたなくて抜けちゃったってことなの?

(読解力のなさ)

結構、対比が効いているというか、「あ、このセリフ前もあったな」ってのがあって。

一番はすずめ→ダイジンの「うちの子になる?」と、

環さん→4歳のすずめの「うちの子になろう」だと思うんですけど、

気づいたとき・・・・ダイジン、かわいそうとはなるよね。

草太→すずめの「ここで見たことは忘れて、家に帰れ」と、

草太のおじいさん→すずめの「元居た世界に帰れ」もそうだし、

同じく草太→すずめの「君は死ぬのが怖くないのか」と、

草太のおじいさん→すずめの「あなたは死ぬのが怖くないのか」もそう。

すずめが草太に恋愛感情があったかどうかは諸説あるけど、好きじゃなきゃあそこまで頑張る?って思ってしまうのよね。

物語の中盤が椅子の草太とすずめのロードムービーになっているから、

椅子、表情がないのに全部を北斗くんが表現しなきゃいけなくて、それがものすごく愛らしくて・・・・うまく書けないんだけど。

だからこそ、草太が要石になるときと、帰ってくるとき、めちゃくちゃ泣いちゃうんですよね。

全セリフわかってて、全部展開わかっててもあの声に言われるのはしんどい!(これは感想ではないか)

もう環さんの歳なので(むしろ同い年か)28歳の時に姪っ子を引き取って育てる、しかもお母さんを震災で亡くしてるって難しくて、だから過保護にもなるだろうし、わかるなぁ。

入場者特典第3弾の環さんの小説を読むと、さらに過保護になる理由も、道の駅での出来事もぐっとくるものがあります。

あとは芹澤がとんでもなくいいキャラでしたね。

口は悪いけど友達思いで、環とすずめ、芹澤がいなかったら旅に行けてないね。

椅子の草太でいつも笑っちゃうところがあって、

・愛媛についた後の「気をつけて帰りなさい」(どの椅子が言ってんだw)

・神戸のルミさんの子どもたちと遊ぶところの「ソウタあんまり賢くないから」「なんだとすずめさん!」のやり取り。

・後はすっごくシリアスなとこだけど、神戸の遊園地でダイジン追いかけてる時の「体が椅子になじんできたんだ」(それいいんか~い!って突っ込みを入れたくなる)。

すずめの椅子の足が一つないのは、震災にあったすずめの心の傷や欠落を表しているって新海本2に書いてありましたが、草太も最初の熊本ですずめを助けた時に左腕を負傷してて、椅子も前の左足がないんだけど、そこは偶然なの?言うの忘れただけ?

 

さて、過去2作とは違い実際の震災をテーマにしたことが賛否両論あるわけで、(まぁ、この世の出来事に賛成もしくは批判しかないことっておそらくないんだけど)、忘れてしまわないように実際のことを描くというのもわかる気はするけれど、そうしてしまうにはちょっとな・・・・って言うところは私も思いました。

科学的なこととかわからないけど、みみずがどうとか、要石がどうとか、閉じ師がどうとかっていうのは、実際に大切な人を亡くした人からしたらいやいやいやってなるよなぁと。

私は、この地震の時はちょっと揺れたくらいだし、北海道で大きな地震が起きて丸二日くらい停電があった時も、なぜか停電が20分だけだった地域でして。

一番、震災に縁遠い日本人だと思うのです。

でも、この映画のいってきますの描写が、「本当にこうやって朝、送り出して二度と会えなくなってしまった人たち、変わり果てた姿でしか会えなかった人たちがいる」って、私でも思って、めちゃくちゃ泣くんですけど。

それを、私のような縁遠い人に思わせるだけでも、監督がやりたいことだったのかもしれないんだけど、でも特定する必要はなかったんじゃないかなぁと思ってしまうところもあり。

 

この映画を見る前から何が起きるかわからないからなるべく後悔しないように、ちゃんと一緒に住んでる家族には行ってきます言うとか、やりたいこととか行きたいとこ行っとくとかいろいろやってるわけなんですけど。

実際に、大切な人をこういうことではないけれど、本当に突然亡くして。

やっぱりちょっと実際の出来事とフィクションを混ぜることの危うさとか、矛盾さとか、より感じてしまいました。

でも、私はまだ観に行くけどね。こういうこともあってかもしれないけど、やっぱり推しがあんなに頑張った作品、前作越えはして欲しいしな。

 

とりあえず、きっと監督にもハマったと思うから、次作は神木くんの芹澤みたいな感じで呼ばれますように。